実際のスライダーの動きは、プレビュー/公開ページでご確認ください
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1.自然との一体感を考える

計画する敷地に足を運び、周辺環境に対して深く読み解くことから始まります。ソファに座ったりダイニングテーブルで食事をしているときに心地良いと感じるかどうか。それは窓から見える庭や景色で大きく変わります。そのためには開口部の大きさや位置を十分に検討し、豊かな庭を造り、風景を取り込む必要があります。そのために基本設計の段階で周辺環境に配慮し、住宅と庭をイメージして一体で考えます。

2.間取りや空間の考え方

全体的にはコンパクトですが、そこに住む人には広々と感じられる家となるようなプランニングを心掛けています。その敷地に対して正しいゾーニングをすること、動線の無駄をなくすこと、日常の生活で必要な場所を明確にすることでそれは可能になります。そして、広い場所や籠れる場所、明るい場所や落ち着く場所、人の動きのある場所や静かな場所を意識してつくることが住宅の場合でも空間の質が高く、暮らしやすいプランになるのではないかと考えています。

3.自然素材を使うということ

家づくりの素材はできるだけ無垢材や自然素材を選ぶようにしています。外部では、そとん壁や杉板張り、内部では塗り壁や越前和紙、無垢フローリングを使っています。調湿効果や有害物質を放出しない機能性だけではなく、仕上がりの質感、光と陰影が映る空間も人の心に安らぎを与えてくれます。

4.街に溶け込む外観

強く主張することなく、街並みに溶け込むような外観が良いと思っています。屋根をシンプルに架け、軒の高さを低く抑えることが美しい佇まいと落ち着いた空間づくりの基本です。福井の気候風土に合わせ、軒を深く出すことは雨や夏の日射遮蔽などの性能とともに家のデザインにおいても重要です。平面や機能面だけではなく、街並みの一部になる建築を創造するということを忘れず、考えていきたいと思っています。

5.住宅の性能

住宅の温熱環境に対して、自然エネルギーを利用するパッシブデザインと性能の高い断熱材や窓、機械設備をバランス良く計画することで年中、生活に対してストレスの少ない暮らしができると考えています。季節のいい時は窓を開けて気持ちいい風を通すことができるし、真夏や真冬の外部の厳しい気候の影響にも対応が必要です。それらを両立させるバランスの良い設計が現代の住宅の在り方に繋がっていくのではないかと考えています。

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緑彩の平屋

セカンドライフを楽しむ私の親のための小さな平屋。南側に道路があり、他3方も比較的開放的な環境の中で、LDKの南側に大きな開口部を設けて光と風を取り込み、庭と繋がるようなプランとした。花や木の手入れが好きな母親なのでアプローチにも植栽スペースをつくり、植栽や季節の花が人を誘い込むような雰囲気になるよう意識した。
敷地に対して素直に配置したL型のプラン、板塀に囲まれたプライベートな庭とオープンなアプローチは、明と暗、広いと狭い、静と動など小さいながらも抑揚のある住宅になったのではないかと思う。

用途種別:新築住宅
構造規模:木造平屋建て
延床面積:84㎡
竣工:2020年8月
施工:h.A+D

光あふれる家

住宅兼事務所の自邸。開放的な周辺環境の中で、南側に大きな開口部を設け、光や風、庭の風景を取り込み、それが吹抜けを介して家全体に広がるようなイメージで計画した。事務所スペースと住宅スペースをそれぞれ確保しようとすると大きくなりすぎてしまうので、使わない時期の子供室を仕事部屋に、6畳の和室を打合せスペースと年に一度あるかの祭事、将来の寝室と用途を兼ねることで全体をコンパクトにまとめている。来客者も使うパブリックスペースと家族のプライベートスペースの分け方や動線にも配慮し、家族の生活の変化や事務所としての使用など多用途でありながらコンパクトで家族が暮らしやすいプランになるよう心掛けた。

用途種別:新築住宅兼事務所
構造規模:木造2階建て
延床面積:122㎡(住宅部分)
      31㎡(車庫部分)
竣工:2021年10月
施工:h.A+D

庭継ぐ家

ご主人の実家が建つ土地の一部に計画された若夫婦と子供のための家。南側に既存の庭と道路、他3方は実家と隣家に囲まれた敷地のため、南側に吹抜けと大きな開口部を設け、明るさと既存の庭を最大限取り込むプランとした。外部では杉板やそとん壁、内部では越前和紙など自然素材を多く使い、福井の県産材を構造材として使用して、意匠としても杉の化粧梁として見せている。コンパクトな間取りと無駄のない動線、庭との繋がりや自然素材を多く使った内部空間、既存の庭に隠れるように控え目に佇むシンプルに整えられた外観は、住宅としての本質が多く詰め込まれたものになったと思う。

用途種別:新築住宅
構造規模:木造2階建て
延床面積:110㎡
竣工:2022年4月
施工:h.A+D

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お問い合わせ

まずは当サイトのお問い合わせフォームやお電話にてお気軽にお問い合わせ下さい。





ヒアリング

弊社の自宅兼事務所を内覧頂きながら、お客様の住まいに対する考えや暮らしのイメージをお聞かせください。
私からも家づくりに対する考え方や今後の進め方についてお話させて頂きます。

プレゼンテーション

現地調査・法規制等の確認を入念に行い、お聞かせいただきましたご要望とご予算をもとに建物のデザインや生活スタイルなどのファーストプランをご提案します。



基本設計

完成までのスケジュールや全体の資金計画書、設計料の支払い時期もご提示いたします。
図面、模型、スケッチなどで打合せを重ねて、最良のプランにまとめ、設計依頼の意思が固まりましたら設計監理契約を交わします。

設計契約と設計料金

設計監理料は総工事費の10%を基本としています(外構植栽の提案、模型作成費用等含む。確認申請手数料、構造計算費用等は別途)。支払い時期は、設計契約時30%、請負契約時50%、竣工時20%となります。

実施設計

基本設計をもとに工事に必要な図面を作成していきます。
仕上げの材料や色、設備の仕様も決めていきます。実施設計図面の打合せが終わったら、工事施工業者に見積りを依頼します。

見積依頼・工事契約

見積内容の確認、金額の調整を行い、工事請負契約を締結します。

着工・工事監理

確認申請などの手続きを行った後、工事着工となります。工事が設計図通り進められているかの現場確認、内容の変更や追加工事に対する対応等、工事監理業務を行います。

竣工・お引渡し

設計検査、施主検査、各種検査機関の工事完了検査を行い、お引渡しとなります。

設計契約と設計料金

設計監理料は総工事費の10%を基本としています(外構植栽の提案、模型作成費用等含む。確認申請手数料、構造計算費用等は別途)。支払い時期は、設計契約時30%、請負契約時50%、竣工時20%となります。

“理想を後回しにせず、いつも期待し、期待され、『やったね』といえる仕事をひとつひとつ積み重ねてゆきたいと思っています”

好きなアーティストの言葉です。私の仕事に対する想いはこの言葉に集約されている気がします。


代表 平田房亨

【経歴】

1980年  福井県あわら市生まれ

2000年  福井工業高等専門学校環境都市工学科卒業

2002年  豊橋技術科学大学建設工学部卒業

2004年  豊橋技術科学大学大学院建設工学専攻修了

2004年~ 福井県内の設計事務所、工務店で設計監理・現場管理を経験

2020年  一級建築士事務所h.A+Dを設立



【事務所概要】

事務所名  一級建築士事務所 h.A +D

電話番号  090-2036-9103

住  所  〒919-0601 福井県あわら市山室7-42-1

事業内容  建築設計・監理(住宅・店舗などの新築及びリノベーション)

登  録  一級建築士 大臣登録 第334745号


【経歴】

1980年  福井県あわら市生まれ

2000年  福井工業高等専門学校環境都市工学科卒業

2002年  豊橋技術科学大学建設工学部卒業

2004年  豊橋技術科学大学大学院建設工学専攻修了

2004年~ 福井県内の設計事務所、工務店で設計監理・現場管理を経験

2020年  一級建築士事務所h.A+Dを設立



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